1.自分がいまやっている活動が、「生涯倍加する弟子たちの養成と派遣」というSIミッションステートメントとどうつながっているのかをいつも考えましょう。伝道ならなんでもいいというわけではないのです。
2.スタッフの人数はこれ以上増やせないことを前提としましょう。地方にもスタッフを派遣する必要があるので、東京だけにスタッフをキープし続けることはできないという現実があるのです。
3.それゆえ、スタッフが増えてこないと次の大学に手をつけられない、というような働き方はやめましょう。雨が降ったら降ったなりにやることを考えましょう。
4.大学を卒業したら伝道・弟子訓練も卒業してしまうような人は、サークル運営には熱心だったかもしれませんが、自分のスモールグループ形成にはビジョンを持てなかった可能性があります。
5.各大学の中にCCCサークルを形成していこうとするのではなく、東京に、日本に、世界に「弟子たちを満たしていこう」という意識を持つことが大切です。
6.すべてをサークルメンタリティで論じないように注意しましょう。サークルの運営維持そのものが弟子を育てる環境になると曲解しないようにしましょう。サークル運営に気をとられて、肝心の弟子養成まで気が回らないというケースが多々あります。
7.ノンクリスチャン大学生(クリスチャン大学生も)たちが、すでに所属している他のサークルやグループにそのまま属して、そこで彼らが彼ら自身のスモールグループを形成してゆくことをビジョンにできるよう支援することが大切です。CCCサークルという別組織を作り、そこに所属を鞍替えさせたり、あるいはCCCとほかのサークルの二足のわらじを履かせたりして、とにかくCCCというもう一つのグループに集めてしまうやり方は、彼らがそれまで持ってきた自分の自然な人間関係にインパクトを与えてゆくことの妨げになる可能性が大きいことを知りましょう。
8.弟子をはぐくむ環境は、3人ぐらいからなる、個人的で、親密な、スモールグループ「G3」でやりましょう。
9.How many students in your group?(あなたのグループには何人の学生がいますか?)ではなく、How many groups in your students?(あなたの学生たちからいくつのグループが拡がっていますか?)という視点を保つことが大切です。
10.G3は一週間に一回、次の三つに取り組んでみましょう。ハートチェック、クルコム、ランダムアウトリーチ。ランダム伝道は効果的ではないとして毛嫌いする人もいますが、ランダム伝道は、イエスさまにその模範があり、弟子たちの心に、失われた魂への情熱や信仰を育むのに、とても効果的な要素です。ノンクリスチャン大学生を集めてのG3なら、もちろんランダムはやらなくていいでしょう。
11.WIN-BUILD-SENDだけでなくSEND(MOBILIZE)-WIN-BUILDでクリスチャンホーム育ちをG3に誘ってムーブメントに参加してもらうことも考えましょう。
12.新規にG3メンバーを探すには、ランダム伝道だけでなく、SIチームとしてクリエイティブなしかけをセットすることも大切でしょう。東京の大学生全体に魅力的な「網をおろす」のです。
13.「網をおろす」具体的な例として私たちがいままでやってきたのは、4月のクラスサーベイ&ランチ、6月のディスカバーフレンズ、11月のクリスマスキャンペーンなどです。これ以外にも、ゴスペルクワイア、テニスやサッカーなどのスポーツイベント、英会話や韓国語講座、ボランティア、国際交流、海外ホームステイ、アウトドア、バイク、コンピューターゲーム、などさまざまな種類の網をおろすことができるでしょう。
14.ただし、これらの「網」は、あくまでも新しくG3に参加してくれそうな人を探すことが目的であり、これらの活動をサークル化し維持運営していこうとすると、上記6や7に指摘した問題が出てくることを知るべきでしょう。イベントはあくまでもMOMENTUMとして一時的に提供するものであり、サークル化しないように気をつける必要があるでしょう。
15.東京という都市そのものを、一つの大学と見なしましょう。
16.SI東京チームのムーブメントモデルは、ルカ8:1。
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