2009年9月16日水曜日

大学生も卒業生も両方

StudentImpactが目指す理想を、以下の質問に答える形で書き連ねてみました。

* StudentImpactの中にあるGraduatesみたいな集まりの将来像は?
 スタッフが中心になって卒業生たちを組織化するようなことはしなくてもいいと思っています。卒業生たちが自発的に集まりたいならそれでいい。メインはあくまでも無数に点在するスモールグループ活動であってほしい。2~3人からなるスモールグループでの個人伝道・弟子訓練を継続してほしいと願っています。大学生であれ会社人であれ主婦であれ、気に入った場所で個人的に少数で集まる働きならだれにも文句は言われないでしょう。何よりも聖書的なやり方なんですから。

*卒業生たちには、後輩たちのムーブメントをサポートするチームとなってほしい?
 スモールグループ活動をしている卒業生たちが、同じようにスモールグループ活動をしている現役学生たちと互いに学びあう時間や場を共有することは、とてもエキサイティングなサポート関係ではないかと思っています。サポートとは経済的なことばかりではないのです。

*卒業生自身がムーブメントを展開するかはあまり気にしない=卒業生自身が、セルグループ活動しているかどうかは、関係がないという意味か?・・・
 いいえ。卒業生たちは、学生時代に培ったスモールグループ活動をそのまま継続していってほしいです。自分の個人ムーブメントをたんたんと展開し続けることこそイエスさまの戦略であり、サタンが最も恐れるスタイルでしょう。

*ビーツあるいはインパクトのようなウィークリーミーティングの将来像は、学生・社会人関係なくセルリーダーたちが集まって励ましあったり、知恵を出し合う場になってほしいのでしょうか?
 理想としているのは、スモールグループリーダーたちが集まって励まし合ったり学び合ったりする場は、ウィークリーミーティングのような場とは別に持った方がいいと感じています。月に一回とかで。ウィークリーミーティングのような場はスモールグループのリーダーだけでなく全StudentImpactメンバーが集まってくるお祭りみたいになってほしい。関心のあるノンクリスチャンも参加できるようなものがいい。いまのビーツ(インパクト集会)はこの区別があいまいなので勢いがよくない。

*学生たちを大学4年間だけで育てるのではなく、自分が個人的に関わっている学生たちが卒業後も、伝道・弟子訓練を続けるのを(積極的に)サポートする(弟子訓練し続ける)のか?
 卒業すると学生時代とは自由になる時間の割合が極度に限られるでしょう。会っていける頻度はかなり落ちると思いますが、時間を保ち続けることは必要ではないでしょうか。あるスタッフさんのスモールグループには、現役大学生だけでなく卒業生もいっしょに参加している、とか、ある卒業生のスモールグループには、現役大学生もはいっている、みたいな光景になってもいいのではないでしょうか?これこそキャンパスとコミュニティのブリッジの基本的な姿だと思います。

*学生たちが持っている自然な後輩たちとの関係が続けられるように(積極的に)サポートするということでしょうか?
 そうです。そうなれば、なんでもかんでもスタッフがやらなければならないという問題が少しは軽減するでしょうし、学生や卒業生たちが担うスモールグループムーブメントの姿に近づくでしょう。

*ウィークリーミーティングは、もっとセルリーダーたちが成長できるものににシフトしていき、だれもが来られるような礼拝・集まりは、セルグループ単位で行うようにしていくので、(たまには、合同の伝道イベントするのもよいけれど)リーダーたちにフォーカスする集まりになるため、この集まりは、コミットしたスタッフとリーダーたちがリードする必要がある。ということになるのでしょうか?・・・
 これは上に書いたとおり。ウィークリーミーティングは、スモールグループリーダーだけじゃなく、すべてのスモールグループ構成メンバーとそれにつながるノンクリスチャンたちが集まるものになったらいいと思います。これはできればスタッフ以外の人たちがリードしていくようになったらいい。でも、これとは別にリーダーだけ集まって学び合う時間では、スタッフが中心に導くのがいいと思います。ただし、活動のメインはあくまでもスモールグループであって、ウィークリーミーティングに連れてくることが目的になってほしくない。ウィークリーミーティングはスモールグループ活動の定期的なモーメンタム(勢いづけ)として機能したらいいだけです。

*「生涯倍加する弟子たちを、日本に世界に満たそう」というビジョンのもとで 今いる学生、これから関わる学生、そして卒業する(した)学生たちにSIスタッフは、どのように関わっていく方向性をもつのか、もっと具体的に知っていきたいです?
 野球で言うなら、スタッフはベンチにいるコーチ陣のようなものだと思います。コーチは試合でフィールドに立つことはしません。同じように、スタッフは、スモールグループによる霊的倍加活動を展開していけるように大学生や卒業生たちをしっかりコーチし送り出しているような役割になっていったらいいなあと思っています。(ただし、野球と違う点は、スタッフみずからもスモールグループによる霊的倍加ムーブメントをもっていないと学生、卒業生たちを指導できないという点です。)

以上をまとめると、Movementを建て上げるのに必要な3要素を考えているということなんです。
1.Multiplication:スモールグループによる霊的倍加活動
2.Momentum:楽しいウィークリーミーティング
3.Management:月一回程度のリーダーズフォーラム
この3要素で大学生も卒業生も区別なく支援し、この東京中にスモールグループによる霊的倍加活動が無数に点在しているのを見たいなあと思っています。

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