早大新入生で「四つの法則」を聞き、2年生でイエスさまを心から受け入れ、3年生で霊的呼吸による聖霊の満たしを知りました。そのころからわたしの伝道生活(個人伝道と弟子訓練)がスタートしました。
わたしの頭にいつもこびりついて離れない理想の風景が、上にかかげたイエスさまの姿でした。わたしの伝道生活の絶対的なモデルであり、いまも変わらないエキサイティングな動機付けです。
わたしは、書かれている通り、この聖書の言葉に限りなく近い歩みをしたいと思いました。大学における初期の個人伝道と通っていた教会の中から、一橋大学のT君、学芸大学のO君、早稲田のK君、高校生のA君が、定期的に時間をすごせる兄弟たちとして与えられました。
わたしは自分が早大生ではありましたが、この4人と共に、早大だけでなく、一橋、学芸、上智、あるいは、大阪や東北にまで足を運んで伝道しました。5人はいつもいっしょに、自分たちの「町や村」である、さまざまな大学や町に出没して、時間を過ごしました。自分の大学を超えて、東京、そして日本を見つめて働いていました。
これによって、当時はまだCCCスタッフが行っていなかった学芸大学にCCCの働きが始まるきっかけにもなりました。(現在、学芸大学はCCCスタッフの輩出ナンバーワン校です。)
また、この4人がわたしと同じように、自分の周りにいろいろな大学生や高校生の弟子たちを持つようになり、毎週日曜の駅前路傍伝道には20名ほどの学生たちが集結するようになっていました。楽しかったあ~。
4人のうち二人はCCCスタッフに、もう一人はPurpose Driven Ministryのリーダー、もう一人は公務員になりました。
わたしのグループでは、週に一回集まって、聖書の学び、正直な分かち合い、祈り、そしてランダム伝道をやっていました。メンバーがあちこちの大学や高校からの寄せ集めでしたから、一つの大学キャンパスにとらわれず、東京都内のあちこちのキャンパスを、自分たちの「宣教地」として利用しました。知らない大学まで行って知らない大学生に声をかけて福音を分かち合うことのなんというスリル。
わたしたち5人は、まさに「神の国を説き、その福音を宣べ伝えながら、町や村を次から次に旅をして」いたのでした。
これこそStudent Impactにかかわるすべての兄弟姉妹に目指していただきたいG3(スモールグループ活動)の具体例です。
身近にいる兄弟姉妹と3人ぐらいの小さなグループを作り、毎週定期的に会って見ようではありませんか。会った時には、正直な心の分かち合い、聖書の学び、とりなしの祈りとランダム伝道をしてみてください。場所は、3人にとって一番よいところを選びましょう。ノンクリスチャンがうようよしているどこかの大学がいいでしょう。夏休みなどには、3人で地方に遊びに行って近くの大学に出没してもいいでしょう。
G3を試してみて下さい。
「生涯、倍加してゆく弟子たちを、日本へ、世界へ」
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