2009年9月15日火曜日

個人伝道クリニック

何年スタッフをやっていてもいまだに弟子を持てないで苦悩しているという人はいませんか?ぼくもそうでした。

CCCスタッフたちや学生リーダーたちは、ベーシックトレーニングで学んだ通り、信仰によって聖霊に満たされて出て行って、KGPをただ単純に読んであげることはばっちりなんです。

ところが、そのKGPに至るまでの最初の3~5分の会話の導入がうまくいかなくて、コンタクトが増えないということも、なかなか弟子になる人を手にできない原因の一つなんじゃないかという気がします。会話の導入には、聖霊だけでなく、それなりのテクニックやスキルが必要です。(一般の会社の営業マンたちは、一定のコミュニケーションスキルを学びます。ビジネス本のうち、営業コミュニケーションに関するものはとても参考になりますから、一度手にとって学んでみることをお勧めします。)

以下に個人伝道のコミュニケーションにおいてぼくが大切だと感じているポイントを記しました。ぜひいまの自分の姿はどうなのか振り返ってみてください。そして、改善点を具体的に見つけて、それをアクションポイントにして次回の伝道で実行してみてください。

個人伝道クリニック

あなたの個人伝道の時間は・・・・ 

 自然なやりとりになっているか 

 相手の反応を無視していないか 

 相手の言葉や感情をじっくり受け入れているか

 早口であわててやってはいないか(落ち着いた間合いがあるか) 

 その時の相手のしていることに関連させた会話の導入をしているか 

 一方的にこちらのうちわの話やテーマばかりまくしたてていないか

 相手が話せるようにしっかり時間を与えているか 

 相手の意見にあわてて反応して相手をさえぎったりしていないか 

 メッセージをしてしまっていないか 

 いやがっている人にしつこくくいさがってはいないか(時間の無駄) 

 場に合わない、とっぴな話しかけになっていないか

 おどおどしていないか 

 自己紹介が複雑すぎてしどろもどろになってはいないか 

 KGPに進むのを急ぐあまり会話をぶち切ってはいないか 

 その魂を知ろうとする態度はあったか 

 伝えようという意識が強すぎて、その魂を知ろうという動機になっていないのでは

 自己弁護の時間になってはいないか

 話題があちこちに飛んでしまい、落ち着いた自然な流れがないのでは

個人伝道は、魂を愛しに行く時間だと思います。その魂の叫びを聞き取り、理解してあげ、励ましてあげる時間です。福音による励ましが最後のとどめですが、個人伝道の時間すべてが、魂をあわれみ励ます雰囲気に満ちているべきです。マタイ9:35~36、マタイ11:28~30

みなさんの個人伝道の時間が、単なる伝道活動にならないように祈っています。

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