2009年9月15日火曜日

月曜スタッフ会とキャタリティックな働き方

前期、ほんとうにごくろうさまでした。

神さまがたくさんの種まきのチャンスをくださり、多くの大学生たちが救われました。(早稲田では今期16名救われたそうです。ほかの大学でも例年になく次々と救われていることを知っています。)100名救われるようにとの祈りのうち、どのくらいいったのでしょうねえ。弟子訓練を語る前にまずは救われる学生が起こされることが何よりです。みなさんのくたくたのからだとこころを主にあって誇りに思います。(9月20日現在、東京では、推定60名が救われたようです。)

さて、たくさんの収穫の背後に、反省点、成長点もあるなあと感じています。その最大のものが、「スタッフ支援環境が弱かった」というものです。今期の成功点のひとつは、ハートビルダーの定着というのがあり、スタッフ個人の内面を分かち合い祈りあううえでとても大きな支援環境でした。けれども、現場の大学での働きに関する支援としてはどちらかというと一人一人が孤独にがんばる以外になかったような気がします。伝道やバイブルスタディに関してかべにあたって誰かに相談したくても、どこにもっていけばいいのかわからないなど、自分を支援してくれる場所がないというような状況だったような気がします。(そのような指摘をしてくれたスタッフさんがいます。)

メトロのやり方は、「スタッフキャンパス」のやり方をシティワイドにしたものと言い換えることができると思います。スコープが、ひとつの大学という場所から、シティという場所に拡がりました。

ターゲットは、「学芸」ではなくて、「東京」であり、寄る辺となるチームは、「学芸スタッフチーム」ではなく、「東京スタッフチーム」となったのです。

メトロ型は、一人一人が自立した「弟子訓練者」たちとして出て行く必要があります。たとえば、ボストンや北京のメトロでは、メトロチームは約15人のスタッフからなっており、一人のスタッフが10の大学を担当していることもめずらしくないそうです。

スタッフは、自分の働きを、シティスタッフチームにわかちあいながら、残りの14人のスタッフたちと互いに学びあいつつ自分と働きの成長をはかっていきます。

だから、メトロスタッフさんが相談したり指示をあおぐ場所はもはやどこかの大学チームではなく、メトロスタッフチームそのものなのです。各大学チームというのはもう存在していないのですから。

ただ、前期をみていると、月曜のメトロスタッフ会が上記のような「互いの経験していることを分かち合う場」「互いから学び合う場」「情報を共有する場」にはほど遠いものだったような気がします。これは後期に生かす大きな反省点だと思っています。

キャタリティックな働き方は、東京チームが日本では初めての挑戦をやっています。試行錯誤しながら前進しています。東京チームのスタッフには、忍耐と共に、新しいことに挑戦してゆくチャレンジ精神が必要です。決して後ろは振り返らず、新しいやり方を模索する姿勢が必要です。これもそれも、ただ、広く福音の種を蒔き、広範囲から早急に弟子たちを起こすためなのです。(キャタリティックな働き方のモデルは、パウロの地中海地域での働き方です。)

スタッフたちが個別に自立して働くためにも、互いに分かち合って祈り合ったり学び合ったりするスタッフ支援環境の強化を後期の取り組み事項にしようと思っています。

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