1.スタッフはどの大学に行ってもOK。
キャタリティックの宣教ターゲットは、都市そのもの。東京なら、170大学すべてです。スタッフは都内のどの大学の学生とでも伝道・弟子訓練をすすめてOK。スタッフがどこかの大学を自分の担当大学と固定化する必要がありません。スタッフが最優先するのは、与えられた学生との親密な弟子訓練時間そ
のものだけです。その学生の行っている大学の中にコミュニティ(サークル)活動をしようとスタッフががんばる必要はありません。コミュニティはのちのち学生たちが形成するものだからです。スタッフは自分に与えられた学生との時間をできるだけ個人的に、濃くすごくことだけにフォーカスします。個人伝道に行ったり、クルコムで聖書をしっかり学んだり、ハートビルダーやったり、いっしょに祈ったり、いっしょに遊んだり食べたり。大学内で、ランチタイムミーティングや祈り会、トレーニングなどを企画・運営することにスタッフが忙しく立ち働く時間があるなら、その時間はむしろ一人の学生と親密に過ごすことの方に振り向けてください。一人の魅力的な弟子が育つなら福音はその人からしっかりと次の人に伝わっていきますから。
2.学内コミュニティではなくシティワイドコミュニティ。
学生を育てるのに学生コミュニティの環境が必要ではないかという意見があります。同意します。それがあるのとないのとでは大違いです。健全な成長は仲間のいる環境で効果的であり、自然です。でも、学芸以外、ほとんどの大学内には、CCC学生コミュニティ(サークル)がありません。一人か二人の学生
でがんばっている大学がほとんどです。ですから、いままではそういう所にスタッフが3~4人常駐して学内CCCとしてコミュニティ化しようとしていました。でもこれからは、学内コミュニティ形成に血眼になるのはやめてください。すでにみんなで作っているシティワイドコミュニティの方を利用するようにしてください。シティワイドコミュニティとは、ビーツやリトリート、LTC、祈り会、新歓ピクニックスキーキャンプなどがいままでの例です。学内コミュニティ形成は、それだけの数の学生弟子たちが増えてきた時に学生たち自らがやっていくべきものです。スタッフは、ただひたすら個人の弟子訓練にフォーカスし、自分の学生たちの成長のために用いるコミュニティ環境としてはシティワイドコミュニティの方を利用するようにしてください。ということは、今後さらにクリエイティブなシティワイドコミュニティ作りに知恵を出し合う必要があります。
3.定期的に集まって学び合いましょう
スタッフたちが個別にいろいろな大学の学生たちとつながってあちこちで伝道・弟子訓練をやっていると、だんだん、孤独感や孤立感を深めてくるスタッフが出てきます。昔のスタッフダイレクトのやり方ですと、早稲田スタッフチームがいつも早稲田にいっしょにいるので、孤独感や孤立感から守られていました。でもいまはみんなが都内のそれぞれの場所でそれぞれのスケジュールで散らばっている。一つのチームとしての一体感を維持するにはどうしたらいいのか?みんなで考えていかなければならないポイントです。ひとつのアイディアは、毎週一回、スタッフがスタッフたちだけでいっしょに過ごす時間を充実させていくことです。たとえば、毎週月曜は大学や学生たちから完全に離れて、スタッフたちだけでスポーツをしたり、ピクニックに行ったり、あるいは、働きの中での苦しみや疑問に関して分かち合って互いから学び合ったりしてじっくりすごすのです。一日中一緒にすごしても、キャタリティックのスタッフチームを維持するのにとても意味のあることだと思います。もうひとつは、ハートビルダーをしっかり継続することだと思います。
以上、メトロの働き方についてぼくの考察をまとめました。後期はこれらに基づいてさらにキャタリティックなムーブメントを推進していきたいと思っています。その心は、少数のスタッフで、最大数の大学生がキリストを知ることです。
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